第二次大戦中ドイツがソ連のレニングラードを包囲したレニングラード包囲戦時に鉄道隊に所属した女性兵士の実話を基にした戦争ドラマ。軍の機密貨物を載せた汽車が敵に襲撃され立ち往生。機密を護ろうとする軍に機関士見習いのマーシャらは決死の戦いを挑む。監督として、またプロデューサーとして数々の作品を送り出してきたフェドール・ポポフが大スケールで戦いと奇跡の物語を描く。特集『未体験ゾーンの映画たち2020』にて上映。
ストーリー
ソ連第2の都市レニングラードは1年半もの間ドイツ軍により包囲された。1943年1月、ソ連軍が包囲網の一部を突破し、200万もの市民を餓死から救うため線路の建設を開始し、わずか17日で鉄道が開通する。しかしそのルートはドイツ軍の至近距離を通過する危険なもので、死の回廊と呼ばれた。女学生のマーシャとソーニャは機関士見習いとして第48鉄道隊に配属される。1943年4月、孤児院の子供たちと軍の機密貨物を載せレニングラードを出発した汽車が、敵の砲撃と空襲に遭い、最前線で立ち往生。運んでいたのは原爆開発の鍵を握る核物質であり、機密を護ろうとする軍にマーシャたちは決死の戦いを挑む。
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作品データ
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