ハロウィン(1978)
-

ハロウィン(1978)

1979年8月18日公開、ホラー
  • 上映館を探す
  • みたい
    0
  • みた
    10
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

イリノイ州の小さな町を舞台に、ある殺人事件を発端に起こる怪奇な事件を描く恐怖映画。製作総指揮はアーウィン・ヤブランス、製作はデブラ・ヒル、監督・音楽はジョン・カーペンター、脚本はジョン・カーペンターとデブラ・ヒル、撮影はレイ・ステラが各々担当。出演はドナルド・プレザンス、ジャミー・リー・カーティス、ナンシー・ルーミス、P・J・ソーレス、チャールズ・サイファース、カイル・リチャーズ、ブライアン・アンドリュース、ジョン・マイケル・グレアム、トニー・モラン、ウィル・サンディン、サンディ・ジョンソンなど。

ストーリー

1963年のイリノイ州。10月31日は子供たちの祭りの日。6歳のマイケル(ウィル・サンディン)は、両親が外出している時、姉がボーイフレンドを自分の部屋へ連れていくのをじっとみていた。そして、男が出ていった後、上半身裸の姉を、肉切り包丁で襲った。それはハロウィンと呼ばれる夜であった。1978年、ハロウィンの前夜。雨の中を、医者のルーミス(ドナルド・プレザンス)の車が疾走していた。彼はマイケルの担当医であるためにマイケルを精神病院から裁判所へ移送するために使わされたのだが、ルーミスには、マイケルが精神異常という理由で無罪になることがわかっていた。ルーミスが病院に着いた時、しかし、マイケルは素早く柵を越え、闇の中へと消えていった。マイケルは逃亡したのだ。ルーミスは、マイケルを殺す決意をした。マイケルは精神異常なのではなくて、悪霊の化身でハロウィンの夜に現れる伝説のブギーマンなのだと、ルーミスは断定していたのだ。ハドンフィールドのマイケルの生家マイヤー家は、風雨にさらされ、今や肝試しの場となっていた。ハロウィンの日、ルーミスの知人で警官であるブラケット(チャールズ・サイファース)と共にマイヤー家を訪れたルーミスは、犬が絞め殺されているのを発見し、マイケルが15年前の悪夢を再現する為にこの地に戻ったのを確信した。ブラケットの娘アニー(ナンシー・ルーミス)が同級生のローリー(ジャミー・リー・カーティス)に子守を頼み、ボーイフレンドを迎えに行こうと車に乗った時、背後からデスマスクをつけたマイケルに襲われて絶命した。アニーが子守を頼まれていた子供の家では、そこをホテル代わりにしようと考えたアニーの友達リンダ(P・J・ソーレス)と、ボーイフレンドのボブ(ジョン・マイケル・グレアム)が、誰もいないのを幸いにベッドインしていた。ボブは台所ヘビールを取りに行った時、肉切り包丁で突き刺され、部屋でボブを待っていたリンダが、電話コードを巻きつけられて殺された。その頃、何となく胸騒ぎを感じたローリーは、預かった子供たちを寝かせて、リンダ達のいる筈の家に向かった。家の中に入ったローリーは、その様子を見て愕然とした。アニーはベッドの上で目をむき、ボブの死体がブランコのように揺れ、そしてリンダも…。涙を流し、夢遊病者のように階段に向かうローリーをデスマスクのマイケルが包丁で襲った。必死に自分の家に逃げた彼女は、電話で助けを求めようとするが、コードは切られていた。イスの下の袋にあった編み棒を握りしめたローリーは、包丁で襲われた時、咄嗟に、編み棒をマイケルの首に刺した。2階に上り、子供たちを抱きしめている時、倒れたはずのマイケルが再び襲ってきた。ローリーは、マイケルから包丁を奪い取ってマイケルの心臓に突き刺した。そのころ、通りかかったルーミスが、拳銃をもって家にかけつけて来た。呼吸が停止したはずのマイケルが、朦朧としているローリーの首を絞めようとしているところをルーミスが撃った。2階から地上に叩きつけられたマイケル。しかし、死体は消えた。まるで来年のハロウィンに又、ブギーマンが現われることを暗示するかのように…。

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

特集

マスクの奥に隠された、“進化した恐怖”の正体を暴け!『ハロウィン KILLS』特集 PR

全米で約1億6000万ドルを叩きだした『ハロウィン』(18)の続編となる『ハロウィン KILLS』が、10月29日(金)より公開。前作をはるかに上回るスケールでブギーマンことマイケル・マイヤーズとの死闘が描かれる本作で、物語はついに彼の正体に迫り、新たな展開を迎える。本特集では様々な角度から、マスクの奥に隠された“進化した恐怖”に迫る!

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Halloween
製作年
1978年
製作国
アメリカ
配給
ジョイパックフィルム
初公開日
1979年8月18日
製作会社
カントリー&カンパニー・オブ・オリジン&イヤー・オブ・プロ作品
ジャンル
ホラー


[c]キネマ旬報社