ホアン・ヤオ
ペイペイ
香港と深センを越境通学する女子高生を通して、香港と中国大陸の現状を描く中国映画。香港出身の父と大陸出身の母を持ち、毎日深センから香港の高校に通っている高校生ペイ。ある日、スマートフォンの密輸グループに巻き込まれ、危険な仕事に手を染めていく。監督・脚本は、本作が長編初監督となるバイ・シュエ。「青い凧」監督のティエン・チュアンチュアンがエグゼクティブプロデューサーを務めた。第43回トロント国際映画祭ディスカバー部門オープニング上映作品。第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門最優秀作品賞ノミネート、第14回大阪アジアン映画祭来るべき才能賞受賞のほか、国際映画祭でノミネート、受賞多数。
16歳の高校生ペイ(ホアン・ヤオ)は香港出身の父と中国大陸出身の母を持ち、深センから香港の高校に通っている。父・ヨン(リアン・チージー)は香港で別の家族を持ちながらトラック運転手をしており、母・ラン(ニー・ホンジエ)は麻雀で生計を立てている。家族がバラバラで孤独なペイは、親友ジョー(カルメル・タン)と過ごす時間を心の拠り所にしていた。2人は北海道旅行を目指し、学校で小遣い稼ぎをしていた。ある日、ペイは家に帰る途中、香港と深センの間でスマートフォンの密輸グループに巻き込まれる。そこですぐにお金が稼げると知ると、ジョーの彼氏ハオ(スン・ヤン)に頼んで密輸団の仲間に入り、危険な裏の仕事に手を染める。密輸団での仕事をこなしているうちに、ペイは自然とハオと密接な関係になっていく。ハオは密輸団のリーダー・ホア(エレン・コン)に内緒で、ペイに大きな仕事を持ち掛ける。一方、ペイとハオの関係に気づいたジョーはペイを問い詰め、ペイはジョーとの友情が試されることに……。
監督、脚本
脚本
共同脚本
共同脚本
製作
製作
製作
製作総指揮
撮影
美術、衣裳
編集
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