ウラジミール・フリードマン
Victor Frenkel
エフゲニー・ルーマン監督が旧ソ連圏から移民した自身の経験を基に、熟年夫婦の本音や人生における可能性の豊かさをコミカルに描いた人間ドラマ。声優夫婦が第2の人生を謳歌しようとイスラエルに移住したものの、仕事が見つからず闇仕事を始めたことで、ふたりの仲に亀裂が生じていく。劇中に登場するイタリアの名匠フェデリコ・フェリーニの『ボイス・オブ・ムーン』など、ハリウッドの名作やそのオマージュ描写にも注目。
1990年、ソ連からイスラエルへ移民したヴィクトルとラヤは、かつてハリウッドやヨーロッパ映画の吹き替えで活躍した声優夫婦。しかし、新天地では声優の需要がなく、ラヤは夫に内緒でテレフォンセックスの仕事に就き、一方のヴィクトルは違法な海賊版レンタルビデオ店で声優の職を得る。ようやく新生活が軌道に乗り始めたころ、ラヤの秘密が発覚したことをきっかけに、長年気づかないふりをしてきたお互いの“本当の声”が噴出する。
Victor Frenkel
Raya Frenkel
Dvora
Shaul
Gera
監督、脚本、編集
脚本、撮影
製作
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音楽
美術
衣裳デザイン
メイクアップ
音響
視覚効果
キャスティング
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