PFFアワード2018審査員特別賞などに輝いた「すばらしき世界」の石井達也(現・達上空也)監督が、数々の映画祭で高評価を受けた「チョンティチャ」の監督・福田芽衣が交際期間の記憶を失ったことを契機に彼女と自身にカメラを向けたセルフドキュメンタリー。特集『田辺・弁慶映画祭セレクション2019』(「すばらしき世界」と同時上映)や直方映画祭2019での上映を経て、2021年1月8日より単独劇場上映。
ストーリー
映画監督の石井達也は、2年間交際していた女性から「私を撮らなかったこと、いつか後悔するよ」と電話で言われ、まずは自分自身を撮ろうと考え自らにカメラを向け始める。かつて石井達也との関係の中で彼女は心のバランスを崩し、精神病棟に入院していたことも。石井達也はそんな彼女の姿をカメラに収め続けてきたが、関係が悪化するとともにいつの間にかやめていた。電話の翌日、石井達也がカメラを片手に彼女の家を訪ねると、彼女は交際期間である2年分の記憶を失っていた。
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