テレザ・チェジュカー
Michaela Soukupova
スタジオ内に造られた子ども部屋で成人女性が未成年という設定のもとSNSへ登録し、児童への性的搾取の実態を捉えたドキュメンタリー。現代の子どもたちが直面する危険をリアルに映し出し、本国チェコでドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録した。共同監督は、チェコで活躍するドキュメンタリー作家のバーラ・ハルポヴァーとヴィート・クルサーク。2020年プチョン国際ファンタスティック映画祭、2020年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭、2020年ベルゲン国際映画祭、2020年モントリオールニューシネマ映画祭正式出品作品。
巨大な撮影スタジオに3つの子供部屋を造り、幼い顔立ちの18歳以上の3名の女優が“12歳・女子”という設定のもと、部屋に設置されたパソコンを使いSNSで友達を募集した。すると、2,458名もの成人男性がコンタクトを取り、卑劣な誘いを仕掛けてきた。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家の万全なバックアップやアフターケアを用意し、10日間撮影を続けた。すると、撮影されているとは気づかず、未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートし、児童への性的搾取者が徐々に本性を現し始める……。
監督、脚本
監督、脚本、原案、製作、編集
製作
撮影
録音
字幕翻訳
字幕監修
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