ルブナ・アザバル
アブラ
モロッコの異国情緒を背景に、未婚の妊婦の姿を描いたヒューマンドラマ。短編映画『When They Slept』で17の賞を受賞したモロッコ出身のマリヤム・トゥザニが、自身の思い出を基に脚本を執筆し、長編監督デビューを飾る。主演を務めるのは、『灼熱の魂』のルブナ・アザバルとニスリン・エラディ。また、製作&共同脚本として、トゥザニ監督の夫であるナビール・アユーシュが参加する。
カサブランカの路地をさまよう臨月の妊婦サミア。彼女はイスラーム社会でタブーである未婚の妊婦だった。職も住居も失い、路上で生きるサミアを家に招き入れたのは、パン屋を営むアブラだった。彼女は夫の死後、幼い娘との生活を守るために、心を閉ざして生きてきた。パン作りが上手でおしゃれなサミアとの出会いで、色づき始めた孤独な親子の生活。やがて、町がお祭りの興奮に包まれるなか、サミアの陣痛が始まる。
監督、脚本
共同脚本、製作
共同製作
共同製作
カメラ
撮影監督
美術
美術
編集
衣裳デザイン
音響
音響
音響
日本語字幕
[c] Ali n' Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artemis Productions
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