藤井愛稀
東条アヤカ
2020年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道知事賞を受賞するなど、各方面から絶賛された注目作。美大生アヤカは、暴行を受けた自称・映画監督の柴島を殺害。その死体を処理する中、人間の血液が理想的な化粧品の材料になることに気づくが……。出演は「血を吸う粘土~派生」の藤井愛稀。監督は、フリーランスの映像作家としてインディーズアイドルのミュージックビデオ等を手がけ、本作が初長編監督作となる大久保健也。
コスメを愛する美大生アヤカ(藤井愛稀)はある時、“映画に出演してほしい”とナンパしてきた自称・映画監督の柴島(西面辰孝)に薬物を盛られ、暴行を受ける。泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれ、精神的に病むアヤカだったが、大学院生のサトミ(仲野瑠花)やアパレル店員のユミ(川崎瑠奈)との出会いを経て、少しずつ心を取り戻していく。しかし、柴島の次の標的がユミであることを知ったアヤカは、突発的に柴島を殺害。やがて死体処理を進める中で“人間の血液こそが、理想の化粧品の材料となる”ことに気づく。愛と友情、そして破壊の先にある未来とは……?アヤカ、サトミ、ユミの“私たちの未来”のための革命が今、始まる。