手塚理美
志田咲子
千葉県木更津市を舞台にしたファンタジックな人間ドラマ。妻・咲子に立たれた小説家の志田漱石は、気晴らしに訪れた寺で、咲子の声を耳にする。数日後、サインを求める若い女性・高嶺と共に自動車事故で命を落とした漱石は、天国で咲子と再会するが……。出演は大河ドラマ『青天を衝け』の手塚理美、「総理の夫」の国広富之。
心臓病で妻・咲子(手塚理美)に先立たれ、一人娘で妊婦の愛(石井咲)と出版社に務めるその夫・秀樹(カマチ)と同居する小説家の志田漱石(国広富之)。ある日、執筆に悩んだ漱石は、気晴らしに木更津の證誠寺まで散歩する。ところがそこで、不思議な事が起きる。亡き咲子の声が聞こえたのだ。数日後、漱石は、声を掛けてきた若く美しい女性・高嶺(佐々木心音)にサインを求められる。快く対応する漱石だったが、その直後、自動車事故に遭って高嶺と共に死んでしまう……。漱石との再会を心待ちにしていた天国の咲子は、いそいそと漱石の元に向かう。ところが、漱石の横には咲子の知らない女性・高嶺の姿が。聞けば、漱石は高嶺の実家で、二人で暮らすつもりだという。漱石は事故の影響で記憶を失っていたのだ。そんな事情を知るはずもない失意の咲子の元に、これまた不慮の事故で死んだ馴染みの酒屋の青年・大輔(堤下敦)が転がり込んで来る。こうして、天国で奇妙な別居生活を始める漱石と咲子の夫婦。傷心の咲子は街で一人の文学青年と出会い、若き日の夫の面影を重ねるように、その青年と密会を重ねるが……。
監督、美術、編集
脚本、原案、製作、企画
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
音楽
スタイリスト
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録音
音響効果
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