![木川洋子](/img/common/temporaryImage.png)
戦後混乱期の横須賀で、外国人と思われる父と日本人の母の間に生まれた混血児バーバラが、生き別れた母の足跡を辿るドキュメンタリー。不思議な縁でバーバラの母の消息を探し始めた監督の木川剛志は、歴史の影に消えた“混血児”の存在にも光を当てる。ナレーションを「ONODA 一万夜を越えて」の津田寛治が担当。
ストーリー
2018年夏。木川剛志の元に、アメリカに住むシャーナという女性から1通のFacebookメッセージが届く。彼女の母・バーバラは、戦後混乱期の横須賀で、外国人と見られる父と日本人の母の間に生まれた“混血児”で、5歳の時に養子縁組で日本からアメリカに渡ったという。そして、生まれた時の日本名が“木川洋子”だった。シャーナは同じ“木川”という姓をFacebookで検索し、親族ではないかとコンタクトしてきたのだ。もちろん、木川剛志は親族ではない。しかし、研究者として戦後混乱期に関心を持っていた彼は、これをきっかけにバーバラの実母を探し始める……。