エゴール・ベロエフ
マラット
2015年に早逝した「ルナ・パパ」のバフティヤル・フドイナザーロフ監督による劇場未公開作。半世紀で10分の1にまで干上がった、カザフスタンとウズベキスタンにまたがるアラル海を舞台に、監督の中央アジア人としての思いが投影された、ある男の壮大な夢の物語。出演は「オーガストウォーズ」のエゴール・ベロエフ、『レッドリーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦』のアナスタシア・ミクリチナ。特集企画『再発見!フドイナザーロフ ゆかいで切ない夢の旅』にて上映。
カザフスタンとウズベキスタンにまたがる大湖・アラル海を航海中に大嵐に遭遇し、妻や仲間を失った船長マラット(エゴール・ベロエフ)。傷心を抱えながらある決意を胸にした彼は、今では干上がってしまった海に戻り、荒野に佇む自分の船と対面する。やがて、彼は船を引きずり水のない海を横断する無謀な旅に出るのだった。贖罪を求め、彷徨うマラットはどこへ行き着くのか……。
監督、製作
脚本
製作
製作
製作
製作
製作
製作
製作
撮影
撮影
撮影
音楽
美術
美術
編集
編集
[c]キネマ旬報社