ヘール・ハミルトン
Jimmy_Baxter
初めての御目見得ヘール・ハミルトン氏の紹介映画で、ダグラス式の喜活劇である。対手はデブ君の対手から今はメトロのスターに昇進しているアリス・レイク嬢、長らくメトロ映画の製作に提わっているハリー・L・フランクリン氏の監督である
ジムミー・バクスターは父の経営する軍器工場の販売員として仲々の腕利きであった。彼は中央アメリカのある国の美人フェリシア・ボカスの姿を見て深くその美に憧れるが、娘は一抹の煙を後に紐育を去った。丁度その時ジムミーの父は中央アメリカの共和国へ軍器を送る事をジムミーに命じた。革命軍の手に軍器の渡るを恐れたジムミーは奇計を案じ、箱の外面に「胡椒」と書いて置いたので何の異状も無かった。その後その国に革命が起った時、ジムミーが樹てた大功によりボカス大統領は愛娘のフェリシアをジムミーに賜わった。
Jimmy_Baxter
Felicia_Bocaz
The_Duenna
Gen._Lopanzo
Escamillo_Gomez
Beanpole
President_Bocas
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