“別れ”をテーマに、愛し合いながらも運命に翻弄される男女の恋愛模様を描く
ストーリー
デザイナーは年に4回デザインをする。誰もが長年愛されるデザインを夢みるが、流行は一瞬で過ぎ去る。もしかしたら生きるということも同じなのではないか。変わらぬ愛を夢みて、数多くの出会いと別れを繰り返すが、そのどれもが永遠ではない。だから今を楽しむ。この瞬間も一瞬で、戻ってはこないから。自分らしい服を着て、他人が望む生き方ではなく、自分が生きたいように生きる。たとえ失敗しても、満たされない愛でも、別れの瞬間に後悔や未練を残さぬように。“別れ”と書いて“愛”と読む。別れとは終わりではなく、愛を、そして人生を完成させるものだから。