3653の旅
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3653の旅

2022年8月13日公開、42分、ヒューマンドラマ
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東日本大震災から 10 年後、埼玉と石巻で離れて暮らす幼馴染それぞれの過去との向き合い方、未来への一歩を描いた中編映画。監督は「愛のくだらない」が田辺・弁慶映画祭グランプリを受賞した野本梢。企画・プロデュースは、震災当時から復興事業に携わってきたリフォーム会社エイジア代表の稲村久美子。2019年に国内の映画祭にて 4 つのグランプリを含む 8 つの賞を受賞した短編映画「次は何に生まれましょうか」(主演:根矢涼香)以来の再タッグとなる。出演は岩手県出身の中村更紗のほか、「ボクらのホームパーティー」の卯ノ原圭吾。3653が何を意味するのか、一年365日の10年分なのか、震災がもたらした「長さ」や「重さ」にも思いを巡らせる作品。

ストーリー

東日本大震災から 10 年。故郷石巻を離れ、埼玉のリフォーム会社に勤めている玲の気がかりは、部屋にこもりがちな幼なじみ・凪。玲は、凪を埼玉へ連れ出すため、同僚の祐太と石巻を訪れる。祐太が指令通り凪との仲を深める中で、玲は今も行方のわからない母と過ごした日々を思い出していく。玲と凪が抱く、それぞれの過去への向き合い方、それぞれの未来への向き合い方。そこに生じる二人の心の掛け違いが、あの日と今を引き寄せる。

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作品データ

製作年
2021年
製作国
日本
初公開日
2022年8月13日
上映時間
42分
製作会社
エイジア=エイジアムービー=石巻で映画を撮るプロジェクト
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]エイジアムービー
[c]キネマ旬報社