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ケネス・モア
Jonathan Tibbs
ジェイコブ・ヘイの短篇小説『フラクチュアード・ジョウの保安官』をアーサー・デイルスが脚色、「ペルシャ大王」のラウール・ウォルシュが、演出したイギリス出身の保安官の武勇伝を描く西部劇。撮影は「ビッグ・ショウ」のオットー・ヘラー、音楽は「ミサイル珍道中」のロバート・ファーノン、製作はダニエル・M・エンジェルである。出演者は「史上最大の作戦」のケネス・モア、「ギャング紳士録」のジェーン・マンスフィールド、「腰抜け千両役者」のブルース・キャボットなど。
19世紀のなかば。ティブス(ケネス・モア)は伯父の銃器販売を手伝っていたが、アメリカ西部にティブス銃を売りこもうと、ロンドンを後にした。駅馬車で西部へ向かう途中、インデアンに襲われ、何も知らない彼が酋長を説いてそれを止めさせた。目的地に着いた彼は町民に英雄として迎えられ、町でも偶然のことではあったが町のならず者たちの荒胆を抜くようなことをして、町中の畏敬の的となった。彼はケイト(ジェーン・マンスフィールド)の経営するホテルに落ち着く。土地の3つの牧場が縄張り争いを起こすと、マスターズ町長(ヘンリー・ハル)がティブスを保安官にした。彼はこれもまた偶然に両方のガンマンの武装を解除する。ティブスとケイトは恋仲になった。ある日、彼はインディアンの捕虜となり命が危なくなるが、幸運にも酋長はかつて和睦した男、町ではティブスは死んだものと思っていたので彼の無事な姿を見た町人は驚くとともに、ティブスが銃を、インデアンに売り渡したことで彼を殺そうとさえした。だが、インデアンが大挙してティブスを助けに来た。ティブスとケイトはやがて結婚式を挙げる。インデアンの酋長がケイトの親代わりとなって式に列席した。
Jonathan Tibbs
Kate
Masters
Keeno
Jack
Uncle Lucius
Tonybee
James
Mason
Clayborne
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