寺西優真
馬飼野俊平
作家・寺西一浩のホラー小説を映画化したシリーズの第1弾。不気味な心霊現象に悩まされた水谷良美は、霊能者・馬飼野俊平に除霊を依頼。俊平が原因追求を進めると、呪いの道具“緑の猿の絵本”を発見。水谷家を呪う存在が明らかとなる。「占いゲーム」の寺西優真と「竜馬を斬った男」の大村崑がダブル主演を務める。
夫と三人の子どもの5人家族で平穏な毎日を過ごす水谷良美(國光真耶)。だがある日、次男が“緑の猿の絵本”を家に持ち込んでから奇妙な霊現象が起こり、霊に襲われる恐怖を体験した良美は、藁にもすがる思いで霊能者の馬飼野家に相談。しかし、初代・霊山(大村崑)と娘の紀代子(北條透子)は現在、除霊の仕事はしておらず、霊山の孫・俊平(寺西優真)が屋敷を訪れる。水谷家を脅かす存在を発見しようと試みる俊平だったが、力不足を感じて霊山に助けを求めたところ、紀代子も知るところとなる。やむなく、三人で怪奇現象の謎を探り始め、霊視を進めると、過去にこの屋敷の住人が自殺していたことが判明。その人物の念が消えることのない怨念となり、家族を脅かしていたのだ。さらに、絵本が呪いの道具になっていたことも明らかに。呪いを解くには、絵本が完成した時に遡って回収することが必要。そこで、俊平と霊山が幽体離脱し、過去に遡る。すると、屋敷の主だった絵本作家が、良美の夫に騙され、屋敷を奪われたことに失望して自殺する瞬間を目撃。人を絶望に追い込むことは“心の殺人”であると、霊山は良美の夫を戒めるが……。
監督、脚本、製作総指揮、プロデューサー
音楽
編集、監督補
ヘアメイク
ヘアメイク
プロデューサー
プロデューサー
主題歌
制作協力
[c]キネマ旬報社