埼玉県八潮市で世界唯一のラブドール博物館“八潮秘宝館”を経営する兵頭喜貴の素顔に迫ったドキュメンタリー。知る人ぞ知る“ラブドール写真家”兵頭の人生は、自宅を“八潮秘宝館”として公開したことで、世界注目のラブドール文化の第一人者へと一変する。兵頭自身が出演、企画、製作を兼任している。
ストーリー
埼玉県八潮市の住宅街のド真ん中で、世界唯一のラブドール博物館“八潮秘宝館”を経営する男、兵頭喜貴。かつては“ラブドール写真家”として活動していた兵頭は、日本国内でも知る人ぞ知るマイナー写真家のひとりに過ぎなかった。だが、彼の人生は自宅を珍セックスミュージアム“八潮秘宝館”として公開したことで一変する。世界中からマスメディアが殺到し、日々外国人観光客が訪れる日本でも屈指の観光スポットとなった八潮秘宝館。その館長・兵頭は、今や日本から世界へと“ラブドール文化”を発信する第一人者となった。彼はいかにして自宅を秘宝館として公開するに至ったのか。原因不明の脳障害発症から、世界初の“ラブドール誘拐事件”による数百万の損害発生の顛末まで、埼玉の片隅で勝手に世界と格闘する1人の稀有な表現者の深淵を暴く衝撃の長編ドキュメンタリー。近年は“大日本ラブドール党”を結成し、八潮の市議会選挙に出馬(結果は落選)するなど、いま世界が最も注目する一人の男の全てが明らかになる。
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