1990年代にニューヨークで生まれたヒップホップとスケートボード、2つのストリートカルチャーに迫るドキュメンタリー。『All the Streets Are Silent』のジェレミー・エルキンがメガホンをとり、対立していた2つのカルチャーが融合していくなかで、あらゆる若者文化を巻き込んでいく様子を描く。スケートボードアパレル会社であるZoo Yorkの設立者の一人、イーライ・モーガン・ゲスナーがナレーションを担当した。
ストーリー
1987年におけるニューヨークのダウンタウンは無法地帯と呼ばれ、ストリートには自分たちの遊び場を求め、スケーターの不良少年たちが多く集まっていた。クラブ・マーズが88年にオープンしたことをきっかけに、彼らはヒップホップを好む少年たちと交流を持つようになる。この若者たちの交流はスケートブランドのZoo YorkやSupremeの創設にもつながっていく。そして95年に『KIDS/キッズ』が大ヒットしたことにより、ストリートカルチャーは世界へ広がっていく。