カート・ラッセル
Michael_Carr
異常性格者の警官に窮地に陥れられる夫婦の姿を描くサスペンス・ドラマ。監督は「告発の行方」のジョナサン・カプラン、製作は「ロケッティア」のチャールズ・ゴードン、脚本・原案はルイス・コリック、共同原案はジョージ・D・パットナムとジョン・キャッチマー、撮影はジェイミー・アンダーソン、音楽は「パトリオット・ゲーム」のジェームズ・ホーナーが担当。
ロサンゼルス郊外の高級住宅街に住むマイケル・カー(カート・ラッセル)とカレン(マデリーン・ストウ)夫妻の家に、ある晩強盗が忍び込んだ。2人に発見された男は逃亡したが、ショックを受けた夫妻は警察に通報する。駆けつけた警官のひとりピート・デイヴィス(レイ・リオッタ)に、防犯について親切なアドバイスを受け、感激したカート夫妻は次第に彼を信頼するようになった。ピートに夜のパトロールに誘われたマイケルは、以前の強盗のところへ連れて行かれる。ピートはその男を警棒で殴るように勧める。逃げようとした男を狂ったように殴るピートに恐怖を感じたマイケルは、カレンに、彼とつきあうなと言う。マイケルが手がけたクラブのオープニング・パーティから追い出されたピートは、カレンを手に入れることを決意した。彼女に巧みに接近し、夫妻の生活事情を聞き出すピート。その頃からマイケルの周辺でトラブルが頻発し、ある夜、誤作動した警報でピートが夫妻の寝室に現れ、激怒したマイケルは警察に抗議する。その直後に、彼のスポンサーに資金援助を打ち切られた。マイケルはピートに会い、現金を渡そうとするが、拒絶され殴られる。困り果てたマイケルは、ピートの同僚ロイ・コール(ケン・レーナー)に相談し、ロイはピートに忠告するが無視され、このままの状態なら、ピートが行ってきた汚職を告発すると迫った。数時間後、麻薬密売人を取り調べるロイを射殺したピートは、犯人に殺されたように偽装する。数日後、マイケルは身に覚えのないコカイン所持の容疑で逮捕される。留置所のマイケルの前に現れたピートは、カレンのことは心配するなと言って姿を消す。夫妻の家に行き、手伝いに来ていたカレンの友達を惨殺したピートは、カレンの前に姿を現す。そこに釈放されたマイケルが駆け付け、ピートと格闘となり、密かに家の中に置いていた銃で、マイケルはピートを射殺するのだった。
Michael_Carr
Pete_Davis
Karen_Carr
Roy_Cole
Roger_Graham
監督
脚本、原案
原案
原案
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
[c]キネマ旬報社