池川侑希弥
高崎瞬
映画監督、脚本家、小説家として活躍する足立紳が、師匠ともいえる相米慎二監督に一度だけ褒められた脚本を基に20年がかりで実現させた企画。地方の町に暮らす生意気ざかりの7人の小学生男子を主人公に、コンプレックスや葛藤を抱えながらも、人生の何かをつかみ取ろうとする日々を描く青春映画。足立監督の十八番であり、分身ともいえる“情けない主人公”を演じるのは、関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」のメンバーとしても活躍する池川侑希弥と、「CUBE 一度入ったら、最後」の田代輝ら、オーディションで選ばれた子役たち。瞬の明るい教育ママに臼田あさ美、パパに浜野謙太、親友・隆造の前科持ちの父親に永瀬正敏らが大人パートを担うほか、足立監督の前作「喜劇 愛妻物語」に出演した新津ちせも、瞬の妹役で出演。
地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに。瞬の親友たちは、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積みだ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。
高崎瞬
村瀬隆造
戸梶元太(トカゲ)
星正太郎
西野聡
玉島明
小林幸介
高崎佳子
高崎作朗
高崎ワコ
村瀬美奈
村瀬真樹夫
監督、脚本、原作
脚本
製作
製作
製作、プロデューサー
製作、共同プロデューサー
撮影
撮影
音楽
美術
編集
衣装
ヘアメイク
特殊メイク、造形
照明
録音
助監督
制作担当
プロデューサー
プロデューサー
ラインプロデューサー
音楽プロデューサー
主題歌
スチール
スクリプター
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