雑魚どもよ、大志を抱け!
3.7

雑魚どもよ、大志を抱け!

2023年3月24日公開、145分、ヒューマンドラマ
PG12
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映画監督、脚本家、小説家として活躍する足立紳が、師匠ともいえる相米慎二監督に一度だけ褒められた脚本を基に20年がかりで実現させた企画。地方の町に暮らす生意気ざかりの7人の小学生男子を主人公に、コンプレックスや葛藤を抱えながらも、人生の何かをつかみ取ろうとする日々を描く青春映画。足立監督の十八番であり、分身ともいえる“情けない主人公”を演じるのは、関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」のメンバーとしても活躍する池川侑希弥と、「CUBE 一度入ったら、最後」の田代輝ら、オーディションで選ばれた子役たち。瞬の明るい教育ママに臼田あさ美、パパに浜野謙太、親友・隆造の前科持ちの父親に永瀬正敏らが大人パートを担うほか、足立監督の前作「喜劇 愛妻物語」に出演した新津ちせも、瞬の妹役で出演。

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ストーリー

地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに。瞬の親友たちは、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積みだ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。

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作品データ

映倫区分
PG12
製作年
2022年
製作国
日本
配給
東映ビデオ
初公開日
2023年3月24日
上映時間
145分
製作会社
東映ビデオ=White Palace=the ROOM=ブレス=岐阜新聞映画部(製作幹事:東映ビデオ/制作プロダクション:the ROOM)
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
[c]キネマ旬報社