鄭順栄
金本
日系ブラジル人高校生と日本人高校生たちの交流を通じて、在留外国人と日本人の間に横たわる問題を描く。高校教師の金本は、国際交流部の部員と共に日系ブラジル人学校を訪問。だが、その学校には日本の高校に転入後、イジメが原因で戻ってきた生徒がいた。出演は、舞台を中心に活動する鄭順栄。劇中に登場するブラジル人高校生役には、演技経験のない実際の卒業生と在校生たちを起用している。監督は、2007年制作の自主映画『男!ドあほう Rock’n Rollers』が第9回インディーズムービー・フェスティバルで準グランプリに輝いた朴正一。
高校教師の金本(鄭順栄)は、顧問を務める国際交流部の部員を連れ、茨城にある日系ブラジル人学校への訪問を決める。ところが、ブラジル人学校では日本の高校に転入したはずのアマンダがイジメに遭い、戻ってきていた。度重なる日本人からの差別やイジメに耐えかねたブラジル人生徒たちは、怒りを持って金本たちを迎えることに……。
金本