脚本、演出、撮影、企画、プロデューサー
19世紀終盤から20世紀初頭に日本からハワイに嫁入りした女性たちやハワイで生まれた日系女性たちの歴史と功績に焦点を当てたドキュメンタリー。親の移民の様子、仕事や家庭内での役割、彼女たちの思いなど、ハワイ在住の多くの日系二世による証言を集める。企画・脚本・演出は、長く広告業界でCMプロデューサーを務め、2010年にはハワイ・マウイ島の二世ヴェテランズ・メモリアル・センターが運営するKansha Preschool(感謝保育園)のサポートと交流を目的とした特定非営利活動法人NAC-Jを設立しその代表となった松元裕之。作家・ラジオナビゲーターのロバート・ハリスがナレーションを担当。2021年ハワイ国際映画祭公式セレクト作品。
ストーリー
19世紀終盤から20世紀初頭にかけ、お見合い写真や履歴書の交換だけで既にハワイに移住していた男性と入籍し、彼らの元に嫁いでいく写真花嫁たち約2万人が渡航。当時は通信が発達しておらず、結婚相手が迎えに来ない女性も少なくなかった。海を渡ってきた彼女たちの仕事や家庭での役割、そして息子が米国軍人として戦争に行った際の母の心情や行動とは。そして、まだ幼いうちからサトウキビ労働をし、10代でメイドとなった二世の女性たち。やがて社会進出も進み、政治や教育などでも活躍する日系女性が出てくるように。ハワイ在住の多くの日系二世による証言を集め、ハワイに渡った日本の女性とハワイ生まれの日系女性の歴史と功績を記録する。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2021年
- 製作国
- 日本
- 配給
- NAC-J
- 初公開日
- 2022年8月19日
- 上映時間
- 112分
- 製作会社
- (制作:NAC-J)
[c]キネマ旬報社