第二次世界大戦において、ユダヤ人の抹殺をもくろむ政策を決定した「ヴァンゼー会議」を、親衛隊隊員であったアドルフ・アイヒマンが記録した会議の議事録を基に映画化。マッティ・ゲショネックがメガホンをとり、わずか90分でユダヤ人の命を左右する決議がなされた会議の全貌が、80年経ったいま紐解かれる。
ストーリー
1942年1月20日、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある邸宅に、国家保安部代表のラインハルト・ハイドリヒに招かれたナチス親衛隊と各事務次官が集まっていた。高官15名と秘書1名によって開かれた会議の議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。それはヨーロッパにおける1100万人のユダヤ人を計画的に抹殺することを意味していた。ユダヤ人の強制移動、計画的殺害などを含む方策に異を唱える者が1人もいないまま、たった90分ですべては決まっていく。
スタッフ
監督
マッティ・ゲショネック
脚本
マグヌス・ヴァトロット
脚本
ポール・モマーツ
製作
ラインホルト・エルショット
製作
フリードリヒ・オトケル
製作総指揮
オリヴァー・ベルベン
共同製作
フランク・ゼルヴォス
共同製作
シュテファニー・フォン・ハイドヴォルフ
撮影
テオ・ビアーケンズ
美術
ベルント・レペル
編集
ディリク・グラウ
衣裳デザイン
エスター・ヴァルツ
メイクアップ
ニコール・フォースター
メイク
ジャンヌ・グレルマン
キャスティング
シモーネ・ベーア
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