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2021年2月に永眠した森山周一郎の俳優・声優としての人生に迫るドキュメンタリー。時代劇やアクション作品で多くの悪役を演じ、アテレコ黎明期を経てTV『刑事コジャック』や「紅の豚」で圧倒的な存在感を示した森山が、声優文化に大きく貢献したその軌跡を追う。出演は、森山周一郎、彼の劇団東芸時代の後輩である声優・野沢雅子、森山の初監督作品「幻想のParis」に出演した中尾彬と主題歌を担当したLiLiCo、「風の谷のナウシカ」の島本須美、「紅の豚」で森山と共演した大塚明夫、加藤登紀子。監督は「MIRRORLIAR FILMS plus」の小原正至。
ストーリー
1934年7月26日、愛知県に生まれた森山周一郎は劇団東芸を経て、舞台やテレビ、映画で活躍。渋みのある低く重厚感のある声質が特徴で、時代劇やアクション作品では多くの悪役を演じた。戦後、まだテレビが生放送だった頃、ドラマも生放送で行われ、録音技術や機器が発達していないために吹き替えも生収録であった。そうした中、現場ではNGを出さない舞台俳優が多く起用され、森山もその一人だった。ジャン・ギャバンやチャールズ・ブロンソン、テリー・サバラスを始め、世界的名優たちの吹き替えをアテレコ黎明期から担当。宮崎駿監督の「紅の豚」ほか数々のアニメ―ション作品にも出演し、声優文化に大きく貢献した。そんな多くのファンに愛された森山周一郎が俳優・声優としての人生を語り、後進への想いを後世に伝える。
スタッフ
監督
小原正至
ナレーション
清都ありさ
ナレーション
白那美アンジュ
予告編ナレーション
金子貴伸
撮影
柳澤公平
撮影、プロデューサー
水谷匡宏
音楽
サカノウエヨースケ
音楽
PeriTune
音楽
近藤真生
音楽
CHIAKI
録音
ショウジタツヤ
録音
宋晋瑞
レコーディング
尾立昌典
プロデューサー
米倉稜一郎
宣伝美術・広報
秋山菜津美
web制作
高岡治人
ナレーターキャスティング/宣伝協力
二村知宏
エンディングテーマ
加藤登紀子
英語字幕
サミハ・アンワー
配給協力
神原健太朗
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2022年
- 製作国
- 日本
- 配給
- ベルジネ・タレント・エージェンシー(配給協力:ユーステール)
- 初公開日
- 2022年10月21日
- 上映時間
- 107分
- 製作会社
- (制作:ベルジネ・タレント・エージェンシー=ベルジネピクチャーズ=プリネッツピクチャーズ=つくるスタジオ=オフィス森山)
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]Seiji Ohara
[c]キネマ旬報社