前原滉
恵紙亮介
不安を抱えながらも懸命に生きる人々の生活を切り取った群像劇。コロナの影響で結婚式を挙げることができない亮介とゆかりのために、友人たちが郊外の家でパーティーを開いてくれる。しかし、ゆかりは夫の隠し事を知ってしまい、祝いの席に不穏な空気が漂う。監督は、「僕たちは変わらない朝を迎える」の戸田彬弘。出演は、「由宇子の天秤」の前原滉、「君の膵臓をたべたい」の大友花恋、「プリテンダーズ」の柳ゆり菜。
2020年11月17日。20代の亮介(前原滉)とゆかり(大友花恋)は婚約をしたものの、コロナの影響で結婚式をすることができず、引っ越しの整理もままならない。そんな二人のために、都会から離れた町に住む真紀子(柳ゆり菜)の自宅で友人たちがお祝いパーティーを開いてくれることに。秀和(中島歩)や圭吾(篠田諒)、そして真紀子の知り合いのインフルエンサー・ちひろ(めがね)らが集まった。ゆかりは、自分の意見に合わせるばかりで本音を話さない夫に不安を募らせていたが、彼の隠し事を知ってしまい、祝いの席に不穏な空気が漂う。一方、急増するデリバリー案件に対応しながら、出演舞台が中止になる日々を送る30代の俳優・片岡(アベラヒデノブ)、帰省できず、里帰り出産した我が子を抱くこともできない40代のタクシードライバー・淡路(高橋努)、学校のイベントがほとんど中止となり、長年の恋心を伝えられずにいる中学3年生の光輝(山時聡真)と鈴(佐々木悠華)など様々な人物が、同じ空の下でやり切れない想いを抱えていた。しし座流星群がピークを迎えるこの日、他者との関係に葛藤を抱えながらも確かな一歩を踏み出そうとする彼らの空に、流れ星が降り注ぐ……。
恵紙亮介
恵紙ゆかり
東雲真紀子
稲田秀和
武田圭吾
ちひろ
香取光輝
川村鈴
片岡つむり
淡路道彦
監督、原案、編集
脚本
撮影
音楽
美術
スタイリスト
ヘアメイク
照明
録音
VFX
助監督
制作担当、プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
アソシエイトプロデューサー
スチール
[c]2022「散歩時間~その日を待ちながら~」製作委員会
[c]キネマ旬報社