高杉真宙
灰原達之
1990年に連載開始、累計発行部数1600万部を誇る、青木雄二の人気マンガ『ナニワ金融道』を実写映画化した3部作の第1作目。高杉真宙が演じる主人公・灰原達之が大阪の「街金」の帝國金融に就職し、人生の表も裏も知り尽くしたコワモテの先輩たちに揉まれながら金融屋として成長していく姿を描く。共演には、灰原の教育係・桑田澄男役の加藤雅也をはじめ、宇崎竜童や赤井英和など強烈な個性の関西弁ネイティブが揃った。監督・脚本を務めるのは「レディ・トゥ・レディ」「ツーアウトフルベース」の藤澤浩和。「金融のバイブル」とも言われた原作のディープな世界は、この令和の混迷の時代にカネとの付き合い方を多く示唆してくれるだろう。アウトローな世界を生きた昭和~平成の名作の主人公たちから、今の時代を生きるヒントをもらうべく立ち上がったプロジェクト「令和アウトローレーベル」の第1弾作品。
灰原達之(高杉真宙)は、大学時代の奨学金の返還を滞納してしまったために信用情報に傷がつき、就職先が見つからないでいた。ある日、ネットで偶然、「街金」と呼ばれる貸金業者・帝國金融の求人を見つけ応募する。すると、面接に行くやいなや、いきなり社長の金畑金三(宇崎竜童)から、融資先に返済を迫る「追い込み」に行く社員の桑田澄男(加藤雅也)に付いて行くよう指示される。厳しいやり取りに戸惑いながらも、灰原はリアルな金の世界を目の当たりにする。そんな灰原が最初に任された仕事は、建設会社を経営する高橋健一(河屋秀俊)からの300万の融資の依頼。娘の正子(早織)は区役所に勤務する公務員で、公務員なら退職金などで金を回収しやすいと判断した金畑は融資を決定。灰原と桑田はさっそく高橋の元へ向かい、言葉巧みに娘を連帯保証人にする。しかし、程なくして返済が滞ると、灰原たちは娘をターゲットに定める。正子を尾行し、高橋親子の隠れ先を特定した灰原と桑田。ついに灰原初の追い込みが始まる……。
灰原達之
桑田澄男
正子
清水好美
川田京子
林田功作
古井藤四郎
金畑金三
高橋健一
監督、脚本
原作
製作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣裳
ヘアメイク
照明
録音
装飾
音響効果
助監督
製作担当
プロデューサー
プロデューサー
企画協力
[c]2022「ナニワ金融道」製作委員会
[c]キネマ旬報社