葛堂里奈
ユメ
宗教二世の苦しみを抱えながら、ホースセラピーによって再生への一歩を踏み出す女性の魂の物語。宗教に執心した母に苦しめられてきたユメは、大人になってからも自分に自信を持てず、失敗を繰り返していた。そんなある日、彼女は1枚の馬のポスターに心を惹かれ……。繊細ゆえに多くの悩みを抱える主人公ユメを葛堂里奈、その幼少期を心月なつるが演じた。女性としては珍しくピンク映画助監督としてキャリアを重ねた新人モテギワコの初監督作品。長野県・開田高原の雄大な自然を舞台に「ココロ」が自由を求める物語が紡がれる。
東京都内で母キヌコと二人きりの生活を続けている主人公ユメは、幼い頃より母からの強い束縛を感じていた。母は宗教に執心し、ユメにはつらく当たっていたのだ。彼女は言葉にならない想いを「母へ宛てた手紙」に書き始めるが、うまくまとめることが出来ない。そんなある日、ユメは一枚の馬のポスターと出会う。そのポスターに惹かれた彼女は牧場に行き、馬たちと触れ合い始める。そこで思い出す様々な記憶によってユメは遂に母への手紙を完成させることができるのだった。
監督、脚本、プロデューサー
撮影
Bカメラ、照明
音楽
美術
ヘアメイク
ヘアメイク
録音
助監督
制作担当
整音
美術協力
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