東京大空襲の生存者にオーストラリア人映画監督が迫り東京ドキュメンタリー映画祭2022観客賞を受賞したドキュメンタリー。戦争や空襲の記憶が失われつつある今、10万人以上の死者を出した未曽有の悲劇を後世に残そうとする3人の生存者たちに肉薄する。東京を拠点にするオーストラリア人監督、エイドリアン・フランシスの長編ドキュメンタリー・デビュー作。2021年メルボルン国際映画祭正式出品作品。
ストーリー
1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃した。木造の家屋や多くの紙材が密集していた街は火に包まれ、日の出までに10万人以上の死者を出し、東京の4分の1が焼失した。この史上最大の空襲の記憶が、今もなお生存者たちの脳裏に焼きついている。戦争の記憶が失われつつある今、未曽有の体験を後世に残そうとする3人の生存者たちに迫る。
スタッフ
監督、脚本、編集
エイドリアン・フランシス
製作総指揮
ソフィー・ハイド
製作総指揮
レベッカ・サマートン
製作総指揮
デヴィッド・フェドマン
撮影
ブレット・ルードマン
音楽
サイモン・ウォルブルック
編集
ルカ・カペッリ
音響効果
エマ・ボルティニョン
音響効果
ラクラン・ハリス
プロデューサー
メラニー・ブラント
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- PAPER CITY
- 製作年
- 2021年
- 製作国
- オーストラリア
- 配給
- フェザーフィルムス(配給協力:スリーピン)
- 初公開日
- 2023年2月25日
- 上映時間
- 80分
- 製作会社
- Feather Films
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社