地方創生を目的にした吉本興業の『あなたの街に住みますプロジェクト』の一環で、山形県に移住したお笑いコンビ『ソラシド』の本坊元児に密着したドキュメンタリー。コロナ禍をきっかけに農業を始めた本坊が、お笑いと農業に向き合って生きる姿を追っていく。吉本興業が取り組む『住みます芸人』と『地域発信型映画』による企画。本坊は2022年に書籍『脱・東京芸人~都会を捨てて見えてきたもの』を発表している。監督は、TVディレクターとして『吉本超合金』や『吉本新喜劇』などを手がけ、2018年に吉本興業エリア社員として山形県に赴任した安達澄子。2023年島ぜんぶでおーきな祭 - 第15回沖縄国際映画祭上映作品。2023年12月15日よりムービーオン山形、鶴岡まちなかキネマにて先行公開。
ストーリー
吉本興業は、地方創生を目的に、芸人が全国に移住し地域に密着した活動を行う『あなたの街に住みますプロジェクト』を2011年よりスタート。お笑いコンビ『ソラシド』の本坊元児は、大阪で10年、東京で8年活動。東京では生活のために建設現場でのアルバイトに追われ、2015年にはそんな過酷な日々を綴った著書『プロレタリア芸人』で注目された。2018年10月、『ソラシド』は『住みます芸人』として山形県に移住。39歳で縁もゆかりもない山形に移住した本坊は奮闘するが、やがて新型コロナウイルス感染症が日本国内にも流入し、コロナ禍が始まる。2020年3月、本坊は畑付きの古民家を月100円で借り、独学で農作業を始める。その悪戦苦闘の様子をYouTubeで配信し始めたところ、全国的に注目されるように。そんな本坊を1,000日に渡り記録。一人の芸人がお笑いと農業に向き合って生きる姿を追った。
スタッフ
監督、ナレーション、撮影、編集
安達澄子
エグゼクティブ ・プロデューサー
泉正隆
撮影、エンディング曲
本坊元児
撮影
神保龍二
録音
早坂実
プロデューサー
坂本直彦
宣伝デザイン
小笠原佳子
エンディング曲
あべあいこ
整音
牧原保
題字
川島明
ロゴデザイン