リー・マービン
Ben_Rumson
1951年上演以来長期にわたってヒットしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。「マイ・フェア・レディ」のアラン・ジェイ・ラーナーが舞台、映画とも製作を担当し、さらに脚色をパディ・チャイエフスキーと共に行っている。監督はジョシュア・ローガン、撮影はウィリアム・フレイカーが担当。作曲は「マイ・フェア・レディ」のフレデリック・ロー、また映画化に際して、ラーナーが書き加えた時に、アンドレ・プレヴィンが曲をつけている。コラル曲の編曲と指揮はロジャー・ワグナー、交響楽作曲指揮はネルソン・リドル。美術はカール・ブラウンガーが担当。振付にはジャック・ベイカーがあたっている。セット及び衣装デザインは、ジョン・トラスコット、特殊効果はモーリス・アイアーズ、ラリー・ハンプトンの担当。編集にはロバート・ジョーンズがあたっている。出演は「太平洋の地獄」のリー・マーヴィン、「マンハッタン無宿」のクリント・イーストウッド、「ペルーの鳥」のジーン・セバーグ。他に、ハーブ・ブレスネル、レイ・ウォルストン、アラン・バクスター、ポーラ・トルーマン、トム・リゴン、スー・キャセイ、ウィリアム・オコンネルなど。テクニカラー、パナビジョン。1969年作品。
ゴールド・ラッシュでにぎわう西部。楽天家だが、大酒飲みのベン・ラムソン(リー・マービン) も金鉱捜しの1人だった。彼は、偶然知り合ったパードナー(クリント・イーストウッド)が気に入り、2人の共同生活がはじまった。しかし女っけがないのは寂しいもの。ベンはしだいにこんな暮らしが嫌になってきた。そんな時、ベンは、若く美しいエリザベス(ジーン・セバーグ)とおしゃべりなセーラ(スー・キャセイ)の2人の妻をつれた男に出会い、渡りに船とエリザベスを買いとった。ところが、ベン、パードナー、エリザベスの3人暮らしが続くうち、パードナーもエリザベスを愛するようになってしまった。これを知ったベンはあわてたが、エリザベスは「女が2人の夫をもって悪いことはない」と、すましたもの。そこで彼らは、またこの奇妙な生活を続けることになった。しかもこの家に、吹雪で凍え死にそうになったジョン・フェンティ(アラン・バクスター)一家がころがりこんできたことから、ますます大混乱となっていった。その後もベンは町の店の床下を掘り、店からこぼれる金貨を拾うなど、騒動の種をまいていた。こんな中で、若いエリザベスとパードナーの愛は深まり、2人はまともな暮らしを望むようになっていった。それを知ったベンは、2人を残し、放浪の旅へと出て行くのだった。
Ben_Rumson
Pardner
Elizabeth
Mad_Juck_Duncan
Rotten_Luck_Willie
The_Parson
John_Fenty
Mary_Fenty
Forton_Fenty
Horace_Tabor
Sarah_Woodling
監督
脚本、原作戯曲、製作
脚本
原作戯曲、音楽
撮影
音楽
音楽
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美術
編集
衣装デザイン
特殊効果
特殊効果
振り付け
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