オールドカー〜てんとう虫のプロポーズ〜
オールドカー〜てんとう虫のプロポーズ〜
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オールドカー〜てんとう虫のプロポーズ〜

2月公開、88分、ヒューマンドラマ
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鹿児島県を舞台に、旧車(オールドカー)を通じて3世代の家族の絆や思いが繋がる様子を映し出すヒューマンドラマ。旧車をこよなく愛する源太とその息子・駆は、他界した源太の父の思いを果たすため旧車をレストア。それを契機に家族の喪失感が次第にほどけてゆく。出演は「ゼブラーマン」シリーズの哀川翔、TV『相棒』シリーズの鈴木砂羽。お笑いタレント、あべこうじによる初監督作。2024年11月より鹿児島県先行上映。2025年2月全国公開予定。

ストーリー

鹿児島県霧島市。山下源太(哀川翔)は、愛車ハコスカで旧車仲間と夜通し走行を楽しみ、早朝、家業のコンビニに帰ってくる。店を覗くと、妻・和美(鈴木砂羽)と娘・鈴(暁月ななみ)が品出しをしている。開店の準備をするなか、朝食を買うために息子・駆(新原泰佑)がやって来る。それが山下家のいつもの光景だった。そこに源太の母・千鶴絵(泉ピン子)から電話が入る。千鶴絵の夫で82歳の源五郎(西岡德馬)が倒れたという。すぐに源太は場違いなハコスカで病院へ駆け付けようとするが、和美はその車には乗りたがらないため別々の車で向かうことに。皆が集まった病室で源五郎が目を覚まし、千鶴絵に「直ぐ届くから……そうしたら連れていくから……」と伝え、その言葉を残して他界する。ようやく葬儀を終えた山下家だったが、日常の中でそれぞれの思いが交錯し、すれ違いが重なってゆく。そんなある日、駆は亡き源五郎の思いを果たすため、源太と一緒に旧車をレストアすることに。蘇る旧車とともに家族それぞれの喪失感や捩れた関係性が次第にほどけてゆく。やがて源太はレストアした旧車で実家へと赴き、千鶴絵を乗せて源五郎が連れて行こうとした場所へと向かう。そこに、和美が運転するハチロクで駆と鈴もやって来る。千鶴絵は源五郎との思い出の場所に立ち涙する。目の前に現れたその美しい景色は、家族3世代の心を一つにするのであった……。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2023年
製作国
日本
配給
レッドビーンズピクチャーズ
初公開日
2025年2月
上映時間
88分
製作会社
「オールドカー」製作委員会
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]2024「オールドカー」製作委員会
[c]キネマ旬報社