塩谷瞬
三上
家族の在り方も幸せの価値観も多種多様な現代社会において、実際に人間レンタルサービス会社を経営する石井裕一の著書『人間レンタル屋』を実写映画化。塩谷瞬が演じる【人間レンタル屋】の三上と、父親をレンタルした三つのシングルマザー家庭の物語をオムニバス形式で描き、DVや離婚、孤独や貧困などの社会問題までを炙り出す。井筒和幸に師事し、堤幸彦、中島哲也らの助監督を務めた阪本武仁監督の「エターナル・マリア」に次ぐ長編2作目。
依頼者の要望に答え、さまざまな代行人を演じるサービス【人間レンタル屋】。演じる人は多岐に渡り、時には「家族」を演じることもある。(episode.1)シングルマザーの朋子はフリーのデザイナーとして仕事をしながら一人娘のさくらを育てている。父親がいないことを不憫に思った朋子は、ネットで見つけたレンタルファミリー会社に父親代行を依頼する。初めは戸惑いながらも、理想の父親を演じてくれる三上の月に一度の訪問を待つようになるさくら。そんなとき、朋子の元夫・松永が突然現れる。(episode.2)三上は日々の案件に追われていた。結婚式の代理出席、謝罪代行、リア充アピール代行、メディアへの出演。忙しい三上を密着取材する監督の山本。三上は依頼者の堀内雅美の家庭に父親代行として通うようになって半年が過ぎた。だが、徐々に雅美の利用頻度が高くなり、食費などが削られている様子に異変を感じる。(episode.3)進学校に通う成績優秀な菜々子。昼夜パートの掛け持ちで働き詰めだった母の由美子が倒れ、亡くなってしまう。悲しみにくれる菜々子は、月に一度帰って来る父親の三上と共に通夜、告別式を終える。だが、菜々子は三上から突然思いも寄らない告白をされる。
三上
朋子
菜々子
浅田
監督、脚本、編集
脚本
脚本
脚本
原作
撮影
撮影、照明
撮影
音楽
編集
衣装
メイク
メイク
照明
録音
録音、助監督
録音
助監督
制作主任
制作担当
制作担当
プロデューサー
プロデューサー
共同プロデューサー
パブリシティ
カラリスト
スチール
[c]映画「レンタル×ファミリー」製作委員会
[c]キネマ旬報社