ヘンリー・B・ウォルソール
Philip_Whittemore
「日の出前」「仮面の人(1919)」「最大の愛」「辣腕の人」等出演のヘンリー・B・ウォルソール主演のヴァイタグラフ映画で相手役は「若き人の眼」「運命の兵士」など出演のポーリン・スタークである。監督は「黒馬物語」と同様デイヴィッド・スミスで、「氷原の彼方へ」「イソベル」そのほかと同じくジェームズ・オリヴァー・カーウッド原作の北国物である。
ジャンヌ・ダーカンバルは原住民と白人との争闘激しい北部で、「北方の名花」といわれていたが、彼女の母親についての秘密は誰も彼女に話さなかった。この土地のカナダ漁業会社の監督たるソープは彼女に1日自分が彼女の実父であると語った。彼女は彼の言を信用して、彼の謀略に陷り危くそのすべての財産を擲ち、しかも己が恋人を捨てようとまでしたが、神は彼女をこの運命から救った。そして恩人であり恋人であるフィリップ・ウィトモーアを始めその土地の多数の者が殺されようとしたのを助け得たのである。やがて真の両親について彼女は詳しく知ることができた。
Philip_Whittemore
Jeanne_D'Arcambal
Thorpe
Bierre
Blake
D'Arcambal
MacDougal
Cassidy
Sachigo
[c]キネマ旬報社