栃木県大田原市を拠点に活動してきた映画監督の渡辺紘文と、その弟で映画音楽家の渡辺雄司による映画制作集団、大田原愚豚舎が旗揚げ10周年に放つ記念的映画。冷酷な女性マネージャーに才能を見出された3人組ユニット「テクノブラザーズ」が、レコード会社と契約するため、大田原から東京を目指すミュージカル・コメディー。第 25 回ウーディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映された。テクノブラザーズを演じるのは、俳優としても活動する渡辺紘文監督と渡辺雄司兄弟。マネージャーの氷室を新人女優の柳明日菜が演じている。本作を含む全 11 作品を上映する“大田原愚豚舎の世界 10th Anniversary”が、7月8日より新宿ケイズシネマで 4 週間にわたり開催。
ストーリー
正体不明のミュージシャン、テクノブラザーズが演奏するテクノ音楽が、関東平野に響き渡る。ある日、テクノブラザーズは、東京のレコード会社に自分たちの音楽を売り込もうと思い立つ。彼らは非情なマネージャーの氷室(柳明日菜)と共に、東京に向けて旅に出る。
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