木村知貴
西村芳則
第16回田辺・弁慶映画祭、第23回TAMA NEW WAVEでグランプリなど6冠を獲得したヒューマンドラマ。とある小さな港町で生きる、視力を失った男・西村芳則。さびれても美しいその町で、感性を失わず生きようとする西村の姿は、周囲の人々の心を振るわせてゆく……。主人公の西村を演じるのは「菊とギロチン」「由宇子の天秤」など数々の作品に花を添えてきた木村知貴。監督・脚本は本作が長編デビューとなる大西諒。
とある小さな港町。事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活をしている。一方、かつて同じ通りの家から西村と一緒に通学していた同級生の大畑碧(高見こころ)は、東京で役者をしながら理想と現実の狭間で憂鬱な毎日を過ごしていた。そんなある日、西村は大畑と偶然再会する。ゆっくりと陽が落ちてゆく町、そこで暮らす人々はそれぞれの帰路に着く。窮屈で、美しい、その町を眺めるふたりは、その景色にそれぞれの記憶と想像を重ねてゆく……。
監督、脚本、編集
演出、制作
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撮影、音楽
美術
ヘアメイク
照明
録音
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