窪塚俊介
先生
戦争に引き裂かれた教え子の恋を描いた太宰治の短編を、「女生徒・1936」でも太宰作品をモチーフにした福間雄三監督が映画化した人間ドラマ。教え子・鶴田と酒を交わす先生。出征を控える鶴田は、苦悩の末に居酒屋の娘マサ子との別れを決心したことを告げる。出征したまま未だ帰らぬ年少の友の身の上を思う先生を「花筐 HANAGATAMI」の窪塚俊介が、教え子・鶴田を本作に製作として参加している田中じゅうこう監督作「ロボット修理人のAi(愛)」で主演を務めた土師野隆之介が演じるほか、詩人・萩原朔太郎を祖父に、小説家・萩原葉子を母に持つ俳優・演出家の萩原朔美が井伏鱒二役で出演。
小説家の先生(窪塚俊介)は慕ってくる教え子たちの中でも、とりわけ鶴田(土師野隆之介)に友情を感じるようになっていった。鶴田の出征が決まり、酒を交わす二人。二人が通う居酒屋の娘マサ子(清水萠茄)は新宿ムーランルージュの舞台に立っており、鶴田と手紙をやりとりして二人の恋は続いていた。しかし出征を控え鶴田は苦しみながらも彼女との別れを決心したことを先生に告げる。そして戦争は泥沼化し、多くの若者たちが散っていき……。
監督、脚本
脚本
原作
製作
撮影
音楽
音楽
美術
美術
編集
メイク
照明
録音
企画
プロデューサー
協力プロデューサー
整音