外波山文明
桜井耕三
俳優としても活躍する「その神の名は嫉妬」の芦原健介監督によるヒューマン・コメディ。動画配信を通じて自らの正しさを不器用に貫こうとする偏屈な独居老人・耕三と、家庭環境に振り回されて助けを求めてきた小学生の孫・寛太との交流をシニカルな視点で映し出す。出演は「なん・なんだ」の外波山文明、「サバカン SABAKAN」の番家一路、「窮鼠はチーズの夢を見る」の小原徳子。池袋シネマ・ロサにて2週間限定上映。
田舎で静かに年金生活を送る独り暮らしの71歳、桜井耕三(外波山文明)。そんな彼には、動画配信を通じて乱れた世の中を正していく、というひとつの生きがいがあった。日々感じる社会の悪に対して、カメラの前で彼なりの戦いを挑み続けているが、視聴者数が全く伸びずに耕三は悶々としていた。そんなある日、耕三のもとに東京で暮らしているはずの小学生の孫・寛太(番家一路)が彼女(中村怜愛)を連れてやって来る。幼いふたりの勢いに押されて困惑する耕三だったが、やがて息子夫婦の離婚を知ることに。親の都合に振り回されてしまった寛太の境遇が透けて見えてくるなか、耕三はひと肌脱ごうとするのだが……。
桜井耕三
寛太
監督、脚本、編集
撮影
音楽
ヘアメイク
録音
録音
助監督
チラシデザイン
主題歌
予告編
[c]キネマ旬報社