脚本
「バブーナ(1935)」に次ぐマーティン・ジョンソン夫妻の蕃地ルポルタージュ映画で、英領ボルネオの自然と原住民生活を撮影したものである。
ストーリー
ジョンソン夫妻は英領ボルネオの首府サンダカンを基地として、奥地の密林地帯や原住民集落を訪れたのである。サンダカンは人口3万、住民の大部分は中国人である。奥地に棲む首狩り民の集落を訪れると、すっかり馴致されておとなしくなっているのを発見し、木に登る魚、飛ぶ蛇、家族愛に強い天狗猿等の生態を撮る。また蕃地の美人ダンスをカメラに収め、最後にオランウータン生け捕りのスリルを盛ったものである。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社