馬場良馬
神崎蒼一郎
2022年2月に東京で上演された竹田新脚本の舞台『政見放送』を映画化。ある地方都市の町長選挙を控えて、テレビ局で実施される公開討論会を通して、候補者たちの思惑や本音が暴かれるポリティカル・ヒューマンドラマ。監督は舞台版の演出も手がけた「追想ジャーニー」「一人の息子」の谷健二。舞台版に続いて馬場良馬が主演を務めたほか、続投のダンカン、藤田朋子、北代高士に加えて、瀬戸利樹、小宮有紗、なだぎ武が新たに出演。主題歌をお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしこが歌った。
ある地方都市の町長選挙に、町の名士や大物議員の後継者、シングルマザーや売れない役者が立候補する。個性豊かな彼らを集め、テレビ局で公開討論会が実施される。控室では、裏の顔や、評判とは違う素の姿を見せる候補者たち。それぞれの思惑が見え隠れする。ディレクターの神崎が司会を務め、企画したADの本宮がそろう。遂に討論番組が始まると、候補者や番組ディレクターの思惑がぶつかり合う。
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