「ママと娼婦」のジャン・ユスターシュが、自身の祖母を撮影したドキュメンタリー。当時鬱状態に陥り、もう映画を作ることができないのではないかと気に病んでいたユスターシュが、「豚」の共同監督ジャン=ミシェル・バルジョルのアドバイスにより制作した。東京日仏学院で開催する『ジャン・ユスターシュ映画祭 パート2』にて上映。
ストーリー
鬱状態になり、もう映画を作ることができないのではないかと悩んでいたユスターシュに、「豚」の共同監督ジャン=ミシェル・バルジョルが一族の誰かをテーマにして映画を撮るよう提案したことがきっかけとなり制作された、ユスターシュの祖母オデット・ロベールを主題としたドキュメンタリー。ユスターシュ曰く、「プロの映画作家の映画であると同時に、浜辺で撮られたアマチュア八ミリ映画のような家族映画」であり、「どこか両立しがたいもの」を抱えた映画となった。
キャスト
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Numero zero
- 製作年
- 1971年
- 製作国
- フランス
- 配給
- マーメイドフィルム=コピアポア・フィルム
- 初公開日
- 2023年10月6日
- 上映時間
- 101分
[c]キネマ旬報社