小林エレキ
野沢徹
ドキュメンタリー映画で活躍してきた堀江実が、自らを投影して作り上げた劇映画。映画監督の夫・野沢徹との間に息子をもうけ、穏やかに暮らすミカ。しかし、いつまでも芽が出ない徹とミカはやがてすれ違い、傷つけあうことに。そしてミカは、徹の元を去る。出演は、札幌を拠点に俳優、ナレーターとして活動する小林エレキ、京都出身のシンガーソングライター、白波多カミン(「東京バタフライ」)。
新進気鋭の映画監督として活躍する夫・野沢徹(小林エレキ)と、愛くるしい息子・ユウスケと暮らす満たされた日々を夢見ていたミカ(白波多カミン)。だが、現実は遠くかけ離れていた。才能が認められず、芽が出ないまま35歳になった徹は、映画への夢を捨てきれず、自意識ばかりが高くなっていた。一緒にいることが、生きることが2人の喜びだったはずが、ささやかな幸せや欲望はそのうち見つかるようなものではなかった。抑えてきた思いが溢れ出し、傷つけ合ってしまう2人。私たちはどこで間違えてしまったのだろう? そんな思いを抱えたまま、ミカは徹の元を去る。数年後、ミカがこの世を去ったことを風の噂で聞き、絶望する徹。しかし、別れは終わりではなく、始まりだった。どこまでが本当の話で、どこからが虚構なのか? 愛を注いだ女と、愛が重かった男のすれ違い。苦難を乗り越え、新たな境地に辿り着いた男の復活の物語を、東京の街が持つ空気感と共に、ミカと徹、2つの視点から描き出す。
監督、撮影、編集
脚本
撮影、プロデューサー
音楽
音楽
録音
助監督
プロデューサー
撮影助手、スチール
整音
タイトル
制作協力
制作協力
衣装協力
撮影協力
撮影協力
撮影協力
撮影協力
撮影協力
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