真島茂樹
ザビエル
宣教師フランシスコ・ザビエルの苦悩を、歌と踊りで描き出す時代劇ミュージカル。盟友フェルナンデス、通訳のアンジロウらと共に天皇に謁見しようと京へ向かっていたザビエル。道中、大内義隆が統治する山口で布教の練習を試みるも、まったく言葉が噛みあわず……。出演は、ダンサー、振付師の真島茂樹、舞台を中心に活躍する元宝塚歌劇団の緒月遠麻、劇団四季ミュージカル『ライオンキング』で初代シンバ役を務めた坂元健児。監督は「火面 嘉吉の箭弓一揆」の秋原北胤。
日本にキリスト教を布教するため、盟友フェルナンデス(緒月遠麻)、通訳のアンジロウ(坂元健児)らと共に、宣教師フランシスコ・ザビエル(真島茂樹)は京へと向かっていた。大命を果たすべく、天皇に接見することを目指していたのだ。その道中、一行は繁栄の極みを迎えた山口に立ち寄ることに。そこは大内義隆(和泉元彌)が統治する革新的な町であった。ザビエルたちは京へ行く前に布教の練習を試みるが、言葉がかみ合わず布教はまったく進まない。さらに、京で天皇への謁見を頼むがその願いも叶うことはなかった。志半ばで長崎・平戸に戻ったザビエルだったが、布教への想いは捨てきれず……。
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