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日本のプロ野球球団、福岡ソフトバンクホークスが本拠地として使用しているドーム開業30周年を記念して制作されたドキュメンタリー。ホークスがドームとともに歩んできた30年を、試合映像やオフィシャルメディア未公開映像、インタビューを交えながら振り返る。出演は王貞治、秋山幸二、工藤公康といった歴代監督、ホークスOBの杉内俊哉、松田宣浩、現役選手である柳田悠岐、牧原大成、甲斐拓也ほか。
ストーリー
1993年、福岡県福岡市の玄界灘を望む広大な敷地にドーム球場が誕生。それは日本初の開閉式屋根を備えたスタジアムだった。希望に満ちあふれた“箱”の完成に誰もが胸を高鳴らせていたが、箱の中身は空っぽであった。福岡に来たばかりの頃、ホークスは弱小チームで優勝など夢のまた夢。そんな球団だった……。あれから30年。平成最多7度の日本一を達成したホークスは常勝を掲げる球団になった。決して平坦ではなかった道。王貞治、秋山幸二、工藤公康、藤本博史。空っぽの箱に歴代の将が愛情を注ぎ、いつしか底は見えなくなった。だが、まだいっぱいになったわけではない。未来へつながるバトンは、2024年シーズンより新たに指揮を執る小久保裕紀に託された……。この30年、ホークスは福岡でどのような道を歩んできたのか。そして、これからどのような道を歩んでいくのか。今だからこそ明かされる秘話、公式カメラだけが捉えていたあの瞬間。撮り下ろしインタビューと未公開映像によって、ホークスの30年の軌跡が綴られる。