武田航平
まさゆき
適応障害と診断された女性が、美しい街並みと自然の中で暮らしながら、家族や周りの人々との触れ合いを通じて、少しずつ自分を取り戻していく物語。東京の企業で働くみかはある日、産業医から適応障害と診断され、叔母のいる福岡県うきは市で療養することに。出演は『仮面ライダービルド』の武田航平、「コトリコ」の小澤真利奈。「コロナになりました。」が海外の映画祭にて多数受賞した増田有美の長編監督デビュー作。
東京の企業で働く真面目な性格のみか(小澤真利奈)は、ある日突然、産業医から適応障害と診断され、叔母のいる福岡県うきは市で療養することになる。早く復職したいと焦るみかだったが、その下に突然、弟のまさゆき(武田航平)が転がり込んでくる。数年ぶりに会ったまさゆきは、大学を転々としながら仕送りをパチンコに使い込み、遊び暮らしていた。その奔放な振る舞いに翻弄されながらも、ふたりで色々な場所へ行き、会話を重ねる中、少しずつ自分の感覚を取り戻していくみか。医療だけでなく、美しい街並みと自然の中、家族や街の人たちとの触れ合いを通じて、気づかないうちに、みかの身体や心が変化していく。
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