トーマス・デュプレシ
ラッセル
カナダの片田舎で暮らす祖母と孫の関係をクィア・カルチャーのなかに描き出すヒューマンドラマ。恋人と別れ、帰る家がなくなった新人ドラァグクイーンのラッセルは、祖母マーガレットのもとに身を寄せることに。だが、久しぶりに会った祖母の様子に違和感を抱く。出演は、カナダの新鋭トーマス・デュプレシ、「ラスト・ショー」でアカデミー助演女優賞を受賞し、2021年にこの世を去ったクロリス・リーチマン。監督は本作が長編デビューとなるフィル・コンネル。
俳優から転身し、ドラァグクイーンの世界へ足を踏み入れたラッセル(トーマス・デュプレシ)。だが大切なショーの直前、長年付き合っていたボーイフレンドから「俳優業に戻ってほしい」と伝えられ、ラッセルは舞台から逃げ出した……。無一文、帰る家もない彼は、片田舎で暮らす祖母のマーガレット(クロリス・リーチマン)を訪ねる。ところが、久しぶりの再会を喜びながらも、ラッセルは祖母の様子がどこか違うことに気付くのだった。マーガレットは自分の衰えを自覚しつつも、娘・エネ(リンダ・キャッシュ)から勧められる地元の老人ホームへの入居を拒み続けていた。ラッセルはそんな祖母のために、しばらく生活を共にすることを決める。一緒に過ごす時間のなか、2人が辿り着いた道とは……。
監督、脚本、製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
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製作総指揮
製作総指揮
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撮影
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
ヘアメイク
音響監修
キャスティング
音楽監修
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