中川聖菜
奈良希穂
「幻の蛍」の伊林侑香監督と脚本家・伊吹一が再びタッグを組み、オール富山ロケをした人間ドラマ。孤独な中学生の希穂は校舎の屋上から踏み出そうとしたところ天使を称する人に引き留められる。天使や様々な人との出会いを経て、希穂の心は揺り動かされ……。伊林監督をはじめ富山出身のスタッフが多数集結。家族も友人もいない中学2年生の奈良希穂を富山で行われたオーディションにより選ばれた中川聖菜が、希穂と共に最期の一日を過ごす自称・天使を「真白の恋」で第32回高崎映画祭最優秀助演女優賞を獲得、「幻の蛍」にも出演した岩井堂聖子が演じる。2024年5月10日より富山先行公開。
中学 2 年の奈良希穂は、中学入学後ずっと一人暮らしをしている。優しかった父は一言だけのメモを遺し死に、母は壊れて希穂の前から姿を消した。家族も友人もおらず、怒ることも泣くこともなく、無為に日々を過ごしていた。ある日登校すると祝日のため休校と看板が出ており、希穂が突き動かされるように校舎の屋上に向かい足を踏み出そうとしたその時、誰かが手を掴んだ。その人は天使だと自称し、希穂とずっと一緒にいたと言い張る。最期と決めたその一日、いつもの街で次々と不思議な人と出会い心の機微に触れるうちに、希穂の世界は静かに揺り動かされていき……。
監督
脚本
製作
製作
製作
撮影、照明
音楽
衣装、ヘアメイク
録音
助監督
プロデューサー
プロデューサー
主題歌
[c]キネマ旬報社