ウー・レイ
ムーリエン
山水画にインスパイアされたデビュー作「春江水暖~しゅんこうすいだん」で市井の人々の人生の機微を描いたグー・シャオガン(顧暁剛)監督の山水映画第2弾。中国緑茶の産地として有名な西湖の沿岸に暮らす母親と息子の関係を軸に、経済環境の変化に揺れる家族の姿を美しい風景の中に描き出す。グー監督のオリジナルストーリーながら、釈迦の十大弟子のひとり・目蓮が地獄に堕ちた母親を救う物語「目蓮救母」の現代版ともいえる。出演は『長歌行』などのドラマや映画で大人気のウー・レイ、実力派女優のジアン・チンチン、チェン・ジエンビン、ワン・ジアジア、イェン・ナン、ワン・ホンウェイ。音楽は「それから」「夢二」などの日本映画から「花様年華」ほか多くのアジア映画に名を刻む梅林茂。
最高峰の中国茶・龍井茶の生産地で知られる杭州の西湖。そのほとりに母・タイホア(苔花)と息子・ムーリエン(目蓮)は暮らしている。母は山の美しい茶畑で茶摘みの仕事をしていたが、あることをきっかけに茶畑を追い出され、やがて違法ビジネスに手を染めてしまう。ムーリエンは母を救い出そうとするが……。
監督、脚本
脚本
製作
撮影監督
音楽
美術
編集
編集
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[c]Hangzhou Enlightenment Films
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