シルヴィア・ブリーマー
Betty_Blair
「日没の悲歌」「怪しいの山道」等と同様シルヴィア・ブリーマー嬢、ロバート・ゴードン氏共演のJ・スチュアート・ブラックトン氏監督作品、パテ発売映画である。フローレンス・ミオット女史の原作をスタンレー・オルムステッド氏が脚色した。ユーラリー・ジェンセン嬢も共演している。
アラバマの資産家の息子ジョン・ヘイルは親のきめた配偶者を嫌い、飄然家を出て紐育へ向かう途中、汽車の中でエリザベスという小劇団の女優と相知り、暫し夫婦の関係を結んでいたが忽ちにして別れてしまい、彼は更にシベリヤに向かい、不幸途中汽船沈没の厄に遭った。それを見たエリザベスは舞台上の妹分のベティーという可憐な娘に同情し、ジョンの家の莫大な財産を継承させようとした其為にヘイル家の親族に波瀾を生じた時、ジョンは突然無事に帰国し、万事悉く解決し、彼はベティーと共に幸福な生活に入る事なった。
Betty_Blair
John_Stanley_Hale
Madame_Hale
Clinton_Hale
Rita_Middleton
Eilzabeth_Roddard
[c]キネマ旬報社