伝説のセッション・ピアニスト、ニッキー・ホプキンズの軌跡を辿るドキュメンタリー。ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ザ・フーなど60年代~70年代のロックシーンを牽引したバンドや、J・レノン、E・クラプトンらが彼を指名した理由を検証する。出演は、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ビル・ワイマンら。
ストーリー
60年代~70年代にザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ザ・キンクス、ジェフ・ベックなど数多くのアーティストのレコーディングに参加したセッション・ピアニストのニッキー・ホプキンズは、ザ・ビートルズのメンバー全員のソロアルバムに参加するなど、稀有な存在であった。16歳のときにロンドンの名門・王立音楽アカデミーを自主退学し、サヴェージズのピアニストとしてキャリアをスタートさせた彼は、50歳の若さで逝去するまで30年にわたりロックンロール黄金期のミュージック・シーンを支えた。卓越したピアノリフと音楽センスで多くのミュージシャンを魅了し、250枚を超えるアルバムと膨大な数のシングル・リリースに貢献したが、彼の活躍は病との闘いでもあった。1963年、病院に緊急搬送された彼は、クローン病と診断される。闘病生活を送りながら30年を超えるロック人生において数々のミュージシャンと共演し、愛された“最高のセッション・マン”の軌跡を、ニッキー自身のインタビュー、コンサートや録音スタジオでの演奏風景、参加したバンドやミュージシャンとの写真やアーカイブ映像、そして彼を知る仲間たちの証言で辿る。
キャスト
キース・リチャーズ
ビル・ワイマン
ピーター・フランプトン
ピート・タウンゼント
デイヴ・デイヴィス
ニルス・ロフグレン
グリン・ジョンズ
ベンモント・テンチ
テリー・リード
グレアム・パーカー
P.P.アーノルド
ハリー・シアラー
モイラ・ホプキンズ
ニッキー・ホプキンズ
ジョン・レノン
オノ・ヨーコ
アート・ガーファンクル
スタッフ
監督、脚本、製作
マイケル・トゥーリン
ナレーター
ボブ・ハリス
製作総指揮
フランク・トルチア
撮影監督
ルーク・パーマー
編集
アシュリー・スコット
共同プロデューサー
マイク・シャーマン
共同プロデューサー
ジョン・ウッド
字幕監修
ピーター・バラカン
字幕監修