井之脇海
瞬介
村上春樹ライブラリー(早稲田大学国際文学館)の開館記念映画として製作された短編をもとに、村上春樹ライブラリーで全編撮影された劇場公開(ディレクターズカット)版。なぜか真夜中の図書館に閉じ込められた5人の男女。彼らは芝居の稽古を始めるが……。出演は、「バジーノイズ」の井之脇海、「かくしごと」の木竜麻生、ドラマ『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』の大友一生。監督は今年デビュー20周年となる、「眠り姫」などの七里圭。
瞬介(井之脇海)が目覚めると、そこは真夜中の図書館だった。彼が倒れていた階段の両側には吹き抜けの天井まで本棚がそびえ、あちこちの段に小さなヒトガタが潜んでいた。瞬介は扉を片っ端から開けて外に出ようとするが、なぜか館内に戻ってしまう。途方に暮れた彼は、導かれるように一台のグランドピアノを見つけ、そっと鍵盤に指を置く。やがて、大学時代の演劇仲間で、旧友の行人(大友一生)とその彼女だった貴織(木竜麻生)と再会する。行人と貴織は随分前からここにいるらしい。他にも、見知らぬ中年男・出目(斉藤陽一郎)や謎の女・絵美(澁谷麻美)がいた。行人はこの状況を逆手にとって、彼が作・演出するはずだった芝居『ピアニストを待ちながら』の稽古を始める。しかし、瞬介には気になることがあった。それは、行人は死んだはずだということだった……。
監督、脚本
撮影
音楽
編集
編集
スタイリスト
ヘアメイク
照明
録音
録音
助監督
企画
プロデューサー
ラインプロデューサー
宣伝
宣伝デザイン
HP制作
WEB宣伝
振付指導
スチール
原案協力
劇中戯曲
予告編制作